- 相談者は50代男性。
- 事情により仕事への熱意を無くし、早期リタイアを実現させたいと考えて相談。
- 貯蓄あり。
- 「早期リタイアの実現性評価(分析サービス)」、「早期リタイアの準備プラン作成(計画立案サービス)」、「資産組み替えに関する支援(実行支援サービス)」によって、相談から数ヶ月以内の早期リタイア実現へ。
事例概要
相談事例
相談事例を会話形式でお読み下さい。
仕事以外を生活の中心に切り替える為、出来る限り早くリタイアしたいと思っています。何歳ならリタイアしても大丈夫か教えてもらえないでしょうか。
解りました。具体的な年齢を見積もる為には、分析が必要です。まず、資料を頂き、分析をさせて下さい。
解りました。
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※少し長くなりますので、ポイントをお知りになりたい方は、この後の「事例解説」を先にお読みになる事をお勧めします。
~相談者の基本情報確認~
基本的な情報を確認させて頂きました。恐らく、かなり早い段階での早期リタイアが可能と思われます。
ただし、リタイア後にどのような生活を想定されているかによって、その実現性は大きな影響を受けます。可能であれば、面談で詳しくお伺いしたいのですが、可能でしょうか。
解りました。よろしくお願いします。
~相談者との面談~
有り難うございました。リタイア後には、社会貢献事業に本格的に取り組まれるのですね。
そうですね。これまでの経験を活かして世の中に貢献していきたいと思っています。何もせずに余生を送るような事は考えられません。これまでとは違うかたちで、人生を充実させていきたいと思っています。
素晴らしい事だと思います。しかし、結論から申し上げれば、早期リタイアを実現させる難易度は決して低くありません。
そうなのですか?
はい。貯蓄は十分にあるとお考えかもしれませんが、残念ながら、それを減らしながらの早期リタイアは危険である、という分析結果が出ています。
では、早期にリタイアする事は出来ないのでしょうか。
いえ。難易度が低くないだけで、実現できる可能性は十分にあります。
具体的には、現在の貯蓄の内容を大幅に変更して…のような状態を構築します。それが出来れば、年間○円ほどの収入が継続的に期待出来ますので、65歳までは資産を毎年○円程度減らすだけで、希望されているような生活を送る事が出来る見込みです。
そして、年金受給開始後は収支をプラスに出来ると予想しています。この為、その後の生活にも問題はない見込みです。
では、問題はないのではないですか?
その通りなのですが、そのような状態を実現させる難易度が決して低くないのです。数字上は問題のない準備プランが用意できたとしても、そのプランを本当に実行できるとは限りません。実現性は、実行する本人とプランとの相性にも影響を受けます。
この為、実現性についての最終的な判断については、準備プランを細かく詰める中で見極めさせて頂きたいと考えています。
解りました。そのような進め方で結構です。
有り難うございます。失敗しない早期リタイアの準備の為、数回の面談を設定させて頂きます。その中でプランを詰め、また、リスクについても十分に理解して頂けるように進めていきたいと考えています。
解りました。
~準備プランの立案作業~
実現は可能だが難易度は低くない、という意味が良く分かりました。
理解頂けて良かったです。面談の中で、様々な注意点について打ち合わせさせて頂き、結果、早期リタイアの実現性には問題はないと判断しております。プランの注意点などについては、本当に良くご理解頂けたと思います。
準備プラン自体も、かなり良いものが完成したと思います。準備を数ヶ月以内に終える事が十分に可能なプランとなりました。
そうですね。有り難うございます。
あとは、実現に向けて行動するだけですが、準備実行の難易度が高いのは確かです。よろしければ、具体的な準備についても、お手伝いさせて頂きます。
私だけでは、準備を完了させる自信がありません。ぜひ、よろしくお願いします。
※相談事例については、様々なかたちでの相談を会話形式でまとめ直したものになります。
事例解説
早期リタイアの準備というと、「何年・何十年もの準備期間が必要になる」というイメージをお持ちの方は多いかもしれません。しかし、早期リタイアを実現させる為に、必ず、そのように長い期間の準備が必要となる訳ではありません。
実は、「既に一定の貯蓄がある場合」や「相続がある場合」など、準備開始から数ヶ月以内に早期リタイアを実現させる事の出来るケースは珍しくないのです。
ただし、「一定の貯蓄さえあれば、早期リタイアは簡単に出来る」という理解は危険です。近年は長寿化が進み、単純な貯蓄に頼ったリタイアの難易度はかなり高くなっています。この為、貯蓄があるからといって、簡単にリタイア出来るとは限りません。
特に、早期のリタイアによって、老後の収入が大幅に少なくなってしまうケースがある事には注意が必要です。そのようなケースでは、リタイア後に貯蓄が急激に減少し、老後の生活が破綻してしまう事があります。
もちろん、早期リタイア特有の事情に配慮した準備を行う事で、そのようなリスクに対応する事は可能です。少し高度な対策とはなりますが、当センターでは、年金受給額の減少を回避する為の対策を提案させて頂く事もあります。
ただし、そのような準備を行う為には、専門的な分析が必要となります。ですから、早期リタイアを目指す方は、「貯蓄がある」という理由だけで早期リタイアの難易度を低く考えるような事はせず、専門家による分析をしっかりと受けるようにして下さい。
専門家に相談する事で、想定すべきリスクを的確に把握し、また、それらのリスクに対応する事が可能となります。残念ながら、そのような検討を専門家の力を借りず、一人で行う事は極めて困難です。
早期リタイアを目指す方は、くれぐれも、「貯蓄さえあれば、問題なく早期リタイアできる」とは考えないようにして下さい。そのような誤解が原因で、早期リタイアを失敗してしまう人は少なくないのです。
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